
Appleは先月からiOS 17.2ベータ版のテストを実施しています。新しいジャーナルアプリに加え、このバージョンではiPhoneおよびiPadユーザー向けにいくつかの新機能が追加されています。本日開発者向けにリリースされたiOS 17.2ベータ4では、ついにデフォルトの通知音を変更できるようになりました。同時に、Apple Musicからプレイリストの共有機能が削除されました。
iOS 17では、複数の新しい着信音とサウンドアラートが導入されました。この変更に伴い、iOSのデフォルトの通知音も変更され、定番の「トライトーン」が「リバウンド」に置き換えられました。しかし、新しい音は以前よりかなり静かになったため、この変更を好まない声も上がっています。
iOS 17.2の最新ベータ版では、Appleはユーザーがデフォルトの通知音を好きな音に変更できるオプションを追加しました。iOSがほとんどのアプリで使用されている通知音をユーザーが変更できるようにしたのは、これが初めてです。新しい「デフォルトの通知音」オプションは、設定アプリの「サウンドと触覚」メニューに表示されます。
ユーザーは、「トライトーン」を含む新しいサウンドとクラシックなサウンドを選択できます。通知用にトーンストアのサウンドを設定するオプションもあります。
Apple Musicの共同プレイリスト
前述の通り、iOS 17.2ではApple Musicユーザーが共同プレイリストを作成できるようになりました。これにより、ユーザーはプレイリストを作成し、他のユーザーが曲の追加、削除、並べ替えなどを行うことが可能になります。しかし、iOS 17.2のベータ版4ではこの機能は削除されたようです。
Aaron Zollo氏が指摘しているように、iOS 17.2ベータ4をインストールした後、Apple Musicのプレイリスト設定にこのオプションが表示されなくなりました。現時点では、Appleがこの機能を一時的に削除したのか、それともiOS 17の別のバージョンに延期することを決定したのかは不明です。これはiOS 17.2ベータ4に影響を与えるバグである可能性もあります。
iOS 17.2の詳細

iOS 17.2には、Tapbackリアクションの変更と、時計アプリと天気アプリの新しいウィジェットが含まれています。また、iPhone 15 Proを使用してApple Vision Pro用の空間ビデオを録画できるようになりました。
Appleは12月にiOS 17.2を一般公開する予定です。
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